若年層のひざの痛み

ひざの痛みで若年層に現れる症状を大まかにスポーツ障害などと呼びますが、スポーツなどの激しい運動により膝に過度な負担をかけたために現れることが多いです。

若年層のひざの痛みで多くの人が経験すると言えば、オスグット病でいわゆる成長痛というものです。

ひざに痛みは比較的10～16歳頃の成長が激しい男子に多く見られます。

ひざの痛みの原因は、膝蓋腱の付着部炎でレントゲンを撮ると骨の細分化がみられることがあります。

ひざの痛みは、成長期の終了とともにおさまりますが、炎症が続くと他の疾患のもととなるため放っておかず診てもらうようにしましょう。

若年層のひざの痛みは他にも、バスケットやバレーボールなどに多いジャンパー膝、長距離ランナーに多いランナー膝、靱帯損傷、半月板損傷、膝蓋骨脱臼、膝蓋軟骨軟化症、離断性骨軟骨炎、棚障害、分裂膝蓋骨などがあります。

これらのひざの痛みを放っておくと、中高年になってから関節痛に悩まされることになります。

また、中高年になって若い頃のような激しい運動を行うと症状が現れやすくなります。

ひざの痛み、負担を軽減するには運動前の入念なストレッチが大切ですよ。